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横幕 透子

街開発事業企画一部
2013年度入社 / 経済学部卒

Q. 現在のお仕事内容について教えてください

既存市街地の再開発を通じて、
長期的な視点で都市の価値を創造する

再開発案件の地権者様対応や行政との協議を通じた事業推進を担当しています。 具体的には、再開発事業の組み立て(再開発手法や容積率の積上げの考え方、貢献内容など)について、行政の担当者と「最適な計画になっているか」を協議します。また、再開発区域の地権者様へ理事会や総会の中で事業の進捗報告を行いご意見をいただいたり、地権者様の権利をどのように新しい建物に変換するか等の同意形成の面談を行ったり、どのような開発を行うのが良いか、ワークショップで意見交換をする等、業務内容は非常に幅広いです。 また、再開発事業のプロジェクトの多くがフラッグシップに相応しい大規模物件であるため、マンションとして新しい取り組みを導入できないか模索したり、大規模だからこそ実現できるような共用部を充実させるメニューや、デザインの検討をしたり、商品企画の部分についても携わっています。

再開発事業は、これまで担当してきた通常の単純買収案件とは異なり、都市再開発法などの法律や再開発ならではの知識が必要となります。これまでも長く開発部署を経験してきましたが、再開発事業は非常に難易度が高いと感じております。
また、20年以上の年月がかかることもあるほど長い時間を必要とする事業であり、だからこそ日々知識を深度化すること、日々の業務を通して当社の開発担当としてレベルアップできるように、そして視野を広げられるように、力を尽くしています。
※容積率の積上げ…敷地内に建築できる床面積を増やすこと

Q. 現在の業務のやりがいや、大切にしていることについて教えてください

地域コミュニティと協働しながら、
多様な価値観を調和し、街の未来を描く

再開発事業は、地域の課題やそこに暮らす人の生活再建のために行う事業です。つまり、必ず「誰かのために」がセットになった仕事です。そのため、そこに暮らす人だけでなく周辺に暮らす人にとっても価値のある開発であることが重要であり、そのエリアが持つ課題を解決できる計画であるかを常に考えて、地権者様や行政と協議を重ねて計画を進めていきます。

単純買収の場合は、当社が意思決定をすれば事業が進んでいくのに対し、再開発事業は当社だけではなく、地権者様も含めた多くの関係者の意向を反映しながら進めていく必要があります。それが難しさだと思いますが、やりがいにも繋がっていると思っています。
地権者様の中には様々な世代の方がいて、皆様それぞれ異なる経験をされてきています。そういった人生の先輩である方々とお話しさせていただく中で、学ぶこともたくさんあります。例えば、生活に求めるものや家族の在り方など、自分では思いつかないような考えを伺う中で、視野が広がることが多くあります。
だからこそ、自分にとっての当たり前を押し通すのではなく、フラットな頭で目の前の課題をどうクリアすればよいかを考えるように努めています。

Q. 人の「暮らし」に携わる仕事の醍醐味を教えてください

住まいづくりを通じて、
人々の幸せな暮らしの舞台を創り出す

信頼できるチームで、想いを込めてつくった住まいが、誰かにとって世界で一番安心できる場所になる。これが住まいづくりの仕事の一番の醍醐味だと思います。細かい設計やこだわり、それらが採用されることになった背景など、担当者だからこそ知っていることが多い担当物件は我が子のような存在です。そのような大切な存在である担当物件も、引渡し後になると自由に中に入ることはできなくなってしまうので寂しさもあります。
しかし、一つのプロジェクトが終わってしまっても、その街に行けば自分が携わったマンションがある。そして、そこに住まう人々の日常の舞台として愛されていることを目で見て感じられることも、この仕事をやっていて良かったと思う瞬間です。

実際に、私が九州支店時代に担当した物件は、その後、プライベートで福岡を訪れる際にも必ず様子を見に行っています。洗濯物が干されていたり、家族連れがマンションを出入りする姿など、自分の担当物件が誰かの生活の舞台になっていることを実感でき、モチベーションに繋がる瞬間です。今担当している再開発案件も、権利者の皆様と顔を合わせながら日々仕事をしており、一日も早くみなさんが新しいマンションで安全な生活を送れる日がくるようにしたいと思いながら業務に当たっています。

Q. これからのキャリアについて聞かせてください

キャリアと人生の調和を図りながら、
開発の専門性を追求し続ける

再開発事業に携わるようになって4年が経ちますが、再開発事業はまだまだ奥深いと思っています。いまだにすべてのフェーズを理解できているわけではありませんし、スピード感を持って事業を進めなくては、と思うことも度々あります。そのため、まずは今の部署で自分の担当物件としっかり向き合い、その中で、知識と経験を深めていきたいと思っています。

そのさらに先は、これまでの経験を活かして、開発サイドで経験を積んでいきたいと思っています。こう思えるのも、様々な事業部がある当社だからこそですね。
また、この先どのようなライフイベントがあったとしても、柔軟に働き方を選択し、キャリアを諦めることのないように、ワークパーソンとしての自身の価値を高められるよう、視野を広く持ち学び続けていく予定です。

My Story

ヒストリー
※掲載の情報は所属当時の内容です。

1~3年目

城西事業部/計画グループ

2年目になると同時に、物件のメイン担当に。社内はもちろん、設計者やゼネコンなど、多くの人々に助けてもらい、無事引渡しまで遂行することができました。失敗もありましたが、大きな達成感を得ることができ、今の社会人としてのベースとなっている経験です。

4~5年目

九州支店/開発グループ

本社での開発業務の経験を武器に、いざ福岡へ!
ローカルルールや現地の文化などに戸惑いながらも、大型ファミリー向け物件や小規模高額物件、建替物件など、本社の一つの部署ではなかなか経験できない物件を担当。

6〜8年目秋まで

人事部/人材開発グループ

開発業務からは一転、新卒採用・研修を主に担当。
学生に向けて分かりやすく当社の魅力や特徴を伝えること、当社への志望度合いを上げてもらうためにどうしたらいいか。大きな目的のために今自分が何をするべきか考え、周りを巻き込んで進める力がつきました。

8年目秋~現在

街開発事業企画部/企画グループ

再開発案件の用地仕入れ・計画推進を担当。
「組合事業」という、当社の意思決定のみでは進捗できないスキームや準拠する法律・知識など、これまでの経験のみでは通用しない難易度の高い業務を遂行。日々知識を深度化すること、また行政や権利者など様々な立場の関係者と協議をすることで開発担当としてのレベルアップや視野を広げています。

Love This!

こんなところが好き!

三菱地所レジデンス

住まいづくりに真摯に丁寧に向き合っているからこそ、ご入居者様目線で、自身の仕事上の判断に恥ずるべきことがないところを誇りに思っています。

様々な法律に定められた基準はもちろんですが、それ以上に厳しい独自の基準を設けている点や、そこで暮らす方目線でどう物件を作り上げていくべきかを妥協せず検討する文化があることは、自慢できるポイントです。

これは当社が長年マンションを供給してきた実績があるからこそだと思っています。実際、私が携わったプロジェクトでは、常に住む人のことを第一に考え判断をしています。

昨今は工事費の上昇を始め、マンション事業を取り巻く環境も楽観視できる状況ではないですが、それでもこの地に何十年も残る「住まい」をつくるため、何がベストなのかを用地・計画・販売・建築マネジメントを始め社員一人ひとりが真摯に検討できる当社の文化は、当社の好きなところです。

その他の人を知る

Other Person

※掲載の部署名は取材当時のものです。