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ザ・パークハウス 市谷甲良町

その土地に
ふさわしい付加価値を

周辺環境への配慮は
地域の新しい歴史をつくる

一つのマンションを中心として、そこには「居住者」と「街並み」が存在します。
「ザ・パークハウス 市谷甲良町」プロジェクトでは、双方を考えたコンセプトが光り、2017年にグッドデザイン賞を受賞しました。
進行の中心となった商品企画・計画・販売担当への取材から見えるマンションデベロッパーが発揮する価値を感じてください。

プロジェクトメンバー

  • 商品企画

    矢部 悠人

    2009年度入社 工学部卒 商品企画部
  • 計画推進

    岩田 毅彦

    1990年度入社 人文学部卒 第二計画部
  • 販売

    山本 類

    2002年度入社 文学部卒 第一販売部
  • プロローグ

    江戸時代からの由緒ある
    邸宅地に新しい歴史を

    都心の高台に佇む邸宅地として時を積み重ねてきた市谷甲良町。江戸幕府大棟梁の甲良氏の邸宅があったことに、その名を由来する歴史を纏った街である。長らく大規模な開発が行われていなかったこの地に、三菱地所レジデンスは2012年に、三菱地所グループのネットワークを活かして用地を取得した。市ヶ谷、神楽坂を徒歩圏とする都市性と、高台に息づく静謐さを併せ持つ長い歳月の中で洗練された邸宅地の趣。都心の隠れ家づくりに理想的な環境を舞台にスタートしたのが「ザ・パークハウス 市谷甲良町」のプロジェクトである。この物件にお住まいになる方の気持ちと、この街の歴史的なコンテクスト(文脈)に呼応したいとの想いから、思い描くプランの実現にチームを組み突き進んでいった岩田、矢部、山本たちの三人に、プロジェクトを振り返ってもらった。

  • プロジェクトスタート

    「お住まいになる方」と
    「街並み」両者への
    付加価値融合を目指す

    早速、岩田に2012年に市谷甲良町に用地を取得した理由を聞くと、「新宿という都心でありながら、静謐が保たれてきたこの地の歴史に価値を見い出したからでした」と語る。可能性に溢れたこの用地にどういった物件をつくるかというプランづくりに矢部、山本とともに取り組んだ岩田。建築基準法や区の条例など、更には社内の品質基準『CHECK EYE’S』をクリアすることを大前提としながら、設計者、デザイナーとともに技術と意匠の両面からコンセプトの具現化が進められた。矢部によると、この物件のコンセプトは「お住まいになる方への付加価値」と「街並みへの付加価値」だという。それを両立させるための課題となったのが、「街並みへの圧迫感を取り除くこと」だった。矢部に課題をクリアするための創意工夫について質問すると、「小庇(小さいひさし)、テラス、手すり等を重なり合うように小刻みに斜めにずらして建てました。それによって通りに沿って植えられた水平に広がる広葉樹の葉が重なって、一体感のある景観をつくり出すことができました」。更には「建築が緑に寄り添うように建てることで、この街の景観への配慮と、森の中の大きなテラスのような心地良さの両立を生み出しました」といったポイントを教えてくれた。

  • 困難に向けて

    この物件のベストショットを
    見つけてお客様に伝えていった

    2015年4月、商品の姿が次第に固まってきた。その頃の心境を、販売センター所長の山本に聞くと「高額物件にふさわしい上質な設備・仕様、階段から地下へと続くエントランス空間はまさに都心の隠れ家を彷彿とさせ、これなら自信を持ってお客様にお届けできると感じました」と語る。また山本は、「お住まいになる方のライフスタイルへの気配りにも共感しました」とも言う。無数に施された気配りの中から、あえてどれかひとつを紹介して欲しいとお願いすると、山本はライブラリを取り上げて次のように紹介してくれた。「名だたる明治の文豪が暮らしたエリアにある市谷甲良町は、その歴史柄、本好きな人を惹き付ける魅力を持っています。それを活かそうと、月毎に本が入れ替わるライブラリを共用ラウンジに併設しました。」こうした物件の魅力をお客様に伝えるために、山本はホームページやパンフレット、パース図、モデルルームを懸命につくり込んだ。特に重要視したのが、「物件の魅力が最も際立つアングルをとらえたパース図」だったと言う。今回は、このチームが苦心の末にたどり着いた「不規則なバルコニーの外観と植樹された“いろは紅葉”が絡む一枚」が、ベストショットとして販売シーンで活躍した。

  • 問題解決

    市谷甲良町の歴史と
    静謐に資する工夫を尽くし
    「ザ・パークハウス 市谷甲良町」
    を街に溶け込ませた

    市谷甲良町は、古くからの町名であり、江戸時代から町割りが変わらない。そして、この街の方々は自分の街に誇りを持ち、その静寂な環境をかけがえのないものとして守り続けているようだ。そこに新しいマンションを建設するには、地域からの十分な理解を得ることが必要となる。今、現地を訪ねると、創意工夫によって街並みへ溶け込んだ外観デザインのほか「道路と接する敷地の一部に、子供や高齢者が安全にクルマとすれ違うための退避帯を設ける」など、様々な形で行われた街への配慮を見ることができる。こうした建物プランの配慮とともに、個人のお宅や町会の集まりに出かけて、人々との関係づくりに努めた岩田の働きも地域との結びつきを強める力となった。岩田に当時の想いを聞くと、「この地に三菱地所レジデンスが高品質なマンションを建築し分譲することがこの街の新しい歴史への貢献になる。そうした自分の信念を粘り強く訴えていきました」と語る。時間を要しながらも、確実に理解者が増え、この街からの協力が得られ工事が前進していった。

  • 成功と未来

    成功を通して学んだ
    これからに活かしたいこと

    「ザ・パークハウス 市谷甲良町」は販売も順調に完売。竣工し、ご購入者へ引き渡しとなったのは2017年3月だった。描いたコンセプトを建築デザインとして昇華させることに成功したプロジェクトは、社会的にも高く評価され、2017年度グッドデザイン賞を受賞した。このプロジェクトでの自分の仕事を、山本は次のように評価する。「着任当初から販売センター所長として確かな手応えを感じていました。計画通りに完売できたことで、販売としての自分たちの力を発揮できたと思います」。矢部にも同じ質問をすると、「このプロジェクトで経験したように、様々な人たちと知恵を出し合いながら、お客様から共感してもらえる物件を着実につくっていきたい」と確かな成果を口にしていた。

    一方、岩田は「自分の言葉で熱意を示して周りの共感と信頼を築き、そして周りを動かすことの大切さを改めて学びました」と言う。「我々の力だけでは、プロジェクトは成功しなかったでしょう。社内だけでなく、設計者、デザイナー、建設会社を含めた社外の多くの方々、更には、この街で関わった方々と一緒につくり上げたプロジェクトです」と話しながら、岩田は市谷甲良町で出会った人たちの顔を思い浮かべるかのような表情を見せてくれた。

一生ものに、懸ける。
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