大切にしていること

譲れない、譲らない、
私たちの価値の源泉。

大切にしている
5つの行動規範

お客様に「一生もの」の住まいを提供していくため、三菱地所レジデンスの社員が大切にしている行動規範があります。
ここでは5つの行動規範と共に、社員一人ひとりが仕事の中で意識し、
行動に表れた瞬間のエピソードをご紹介します。

失敗を恐れない。

思い切りチャレンジした結果の失敗を責めない。やってみること。

用地取得担当(当時入社3年目)

用地情報をもとに事業計画を立案する時、建築許可を取るための条件確認に際して、行政との折衝が必要となる場合があります。折衝においては、行政側の考えもあるため、どこまで踏み込むべきか悩む局面もありました。ただ、大事な土地を売ってくださる地主様、そしてそのマンションに住まわれる方のために良い計画にするべく、近似事例やそのエリアを調べ上げ、その計画が街に与える影響を考え抜いた上で行政折衝に臨み、行政にも納得される計画となり許可を取得することができました。

販売担当(当時入社6年目)

入社6年目当時、初めて100世帯以上の規模のマンションの販売所長を経験しました。その際、社内でこれまでそのプロジェクトに携わってきた関係者の想いをしっかりとお客様にお届けするため、これまで積んできた経験をもとに自ら主体となって販売計画を立案することはもちろん、社内で前例の無かった取組みにも挑戦しました。3Dのバーチャルモデルルームの活用など、昨今のお客様の志向や、社会の流れを踏まえた取組みを積極的に取り入れました。

商品設計担当(当時入社2年目)

初めて主担当として物件を担当した際、その物件の設計期間がかなりタイトな状況でした。スケジュールが遅れると計画全体に影響を与え、お客様にもご迷惑を掛けることになります。予定していたスケジュール通りに事業を進めていくため、非常にハードな内容に挑戦することとなりました。通常は週1回程度である定例会議を週2回開催したり、各々が作業する内容を記載した毎日のタスク表を作成して共有し、さらに社内外のメンバーへの協力を依頼しました。一致団結できたことでスケジュール通りに設計を進めることができました。

自らつくり出す。

すべての一人ひとりが自律した個人として考え抜き、行動すること。

開発担当(当時入社3年目)

当社では、用地情報取得のための営業先や土地の権利者へのご説明のため、事業手法の紹介パンフレットやWebサイトを作成しています。しかし、使用する中でその内容が風化してしまい、事業説明の羅列でわかりにくいと感じたため、刷新を提案しました。読みやすいデザインに改良したほか、地権者の抱える課題の代表的な内容をピックアップし、当社で提案できるソリューションを明示したところ、専門知識のない方にも読みやすい内容と好評をいただき、多くの社員に活用してもらうことができました。

引渡し担当(当時入社4年目)

新型コロナ感染症拡大の影響が残る頃、担当する700世帯以上の大規模マンションの引渡し会がありました。お引渡しはお客様へのお約束事ですので、感染対策の上でしっかりと果たす必要があります。前例の無い中毎日担当同士で話し合い、会の開催回数や定員・所要時間を見直したり、また、ご高齢の方などご来場が難しいお客様には、お電話でのフォローを行いながら郵送で手続きを行うなど、ご事情に合わせて対応する方法を数多く構築し、無事にお引渡しすることができました。

商品設計担当(当時入社1年目)

入社してすぐの頃、「重飲食」の店舗と住宅の複合計画を担当しました。「重飲食」というと、軽飲食とは異なり臭いなどの影響が大きいため、当社では実績が無く話が進まない状況でしたが、ある時脱臭装置について勉強している際に、メーカーのサイトを見つけ自ら連絡を取りました。その情報を担当者間に共有したところ議論が動きはじめ、課題を解決することができ、プロジェクトの成功につながりました。担当者としての意識・責任感が芽生えた瞬間でした。

開かれていること。

個性、多様性を豊かに持つ個々がベクトルを共有し、立場を超え協働すること。

商品設計担当(当時入社8年目)

コンセプトやトレンドを捉えた建物を計画するために、社内外の関係者と協働して事業を進めるよう心掛けました。例えば、社内関係者との間では、お客様にお届けするべき建物デザインの方向性を検討・協議したり、設計会社・ゼネコンといった経験豊富な社外関係者からは建物の品質面での知恵・ノウハウを提供していただく等です。より良い物件をつくることを目指し、建物に採用する素材やその色などの詳細まで、周囲と協業し丁寧に検討しました。

販売担当(当時入社3年目)

担当物件のモデルルームにて、物件の特徴を最大限引き出せるよう、街の紹介パネルの設置を提案しました。また、物件ご検討中のお客様に街をより知っていただけるよう、商店街とタイアップしたクーポン券作成を企画しました。最初は周囲の意見となかなか折り合いませんでしたが、根気強く提案し続け、周囲の意見を織り交ぜながら、広告代理店・各商店とも連携を図って推進しました。結果、各販売担当に効果的に活用していただくことができ、お客様にもご好評いただきました。

計画推進担当(当時入社4年目)

団地の建替案件を先輩と担当しました。高齢の居住者の方々と共に事業を進める中で、先方に身構えられてしまい協議が難航する場面もありましたが、私は会議の前後等で他愛のない話をしたり、昔の団地の話等に耳を傾け、「一緒に良い物件を作りたい」という思いを自分なりに伝えていきました。次第に孫のように可愛がっていただくと共に、デベロッパーの担当としても認めていただき、異動後もメンバーの一員として名前を挙げていただけるような、良い関係を築くことができました。

視野を広く持つこと。

環境、地域社会など、社会や時代を広く見渡す視野を持つこと。

計画推進担当(当時入社6年目)

計画推進担当として知見を増やし、ものづくりに活かしたいと思い、マンションや戸建といった垣根なく様々な住宅を見学しました。社内で開催される完成物件の内覧会への参加をはじめ、自社の住宅だけでなく、業界内のコネクションを活かして他社の物件を見学させていただいたりと、自ら動くよう意識していました。

販売担当(当時入社2年目)

住宅購入にあたって希望条件の優先順位が付けられず悩んでいるお客様に対し、一般論ではなく、そのお客様に寄り添った視点での営業を行いました。お客様の勤務地や、描いているライフスタイルをもとに共に整理する中で、私自身の担当物件よりも、近隣の自社物件の方が適していると感じ、ご紹介・ご成約に至りました。自分の担当物件以外の情報も積極的に収集し、そして視野広くご提案することで、お客様にとってより良い住宅購入のお手伝いができました。

商品設計担当(当時入社2年目)

私が設計を担当している物件の隣の敷地には、現在、同じく当社が建設工事を進めている別の物件があります。また、当社は過去にもその街で開発を行っており、近隣には複数の自社物件があります。ですのでデザインの際には、隣地や近隣の物件との繋がりを持たせられるよう配慮しました。担当物件のことだけを考えるのではなく、周辺の街並みや環境にも配慮し、近隣の物件のデザインとどう合わせるかをCGを作って検証しながら進める等、試行錯誤して物件の設計を進めました。

誠実であること。

すべてのステークホルダーに誠実かつ公正に責任を果たすこと。

計画推進担当(当時入社2年目)

所属していた部署にて、土地の権利者と協同で進める「等価交換事業」を担当していました。ある物件では、権利者が樹木を昔から大切に育てていらっしゃり、街の景観にも貢献しているという背景があったため、樹木を建設地に残しつつ活かせる建物デザインを構成しました。一部員として見守りながら、「土地の魅力を最大限に引き出そう」というスタンスや、「想い」を大切にする社風を身をもって感じました。

販売担当(当時入社1年目)

担当させていただいたお客様の中で、物件の詳細部分まで確認したいと、多くのご質問をくださるお客様がいらっしゃいました。新入社員当時の知識では、すぐにご回答できない場面もありましたが、適当にお返事することはせずにわからない点は宿題とさせていただきました。すべての質問に対し、関係各所に確認を取った上でご回答するよう心掛けたところ、お客様より「丁寧に説明してくれたことから購入に踏み切ろうと思えた」とのお言葉を頂戴しました。

アフターサービス担当(当時入社6年目)

お客様が物件にご入居された後の定期点検において、「対応できること」と「対応できないこと」の線引きを、共に対応するゼネコンの方と常に整合を図りながら全戸訪問を実施しました。明確な回答を心掛けることがお客様に顔を覚えていただくきっかけ・信頼につながり、異動した今でも「マンションのことで相談したい」とお電話を多くの方からいただく関係性が継続しています。

一生ものに、懸ける。
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