ザ・パークハウス 恵比寿


ザ・パークハウス 恵比寿
(恵比寿サンハイツ)
東京都渋谷区・2020年竣工
権利者様のニーズ、分譲市場のニーズを捉え
経済性と商品性の最適化を実現した建替え事業
事業の特徴
- ●オフィス街に馴染みながらも「車寄せ」「プライベートガーデン」を設えたレジデンス
- ●長期仮住まいの経済的・体力的負担に配慮し、工事費圧縮・工期短縮を追求
- ●工事費と工期を圧縮の結果、地権者の取得面積が増床
- ●経済性・メンテナンス性・多様性への配慮で若い世代の新規流入を促進
人気エリアの街並みに取り残されていた建物。
JR山手線「恵比寿駅」の東口から徒歩4分という好立地に位置していた恵比寿サンハイツ。多くの人々が様々な目的で暮らし、訪れる人気エリアにありながら、築38年のマンションはその街並みから取り残されていました。建物の老朽化のみならず、居住者の高齢者割合という課題も背景として、2016年9月に建替え決議が可決。三菱地所レジデンスは2015年より参画。恵比寿サンハイツの抱える複合的な課題を解決しながら約15か月と短期間で建替決議が成就しました。
- 恵比寿サンハイツ(建替え前)
権利者様の継続居住と
次世代層の新規居住を両立。
「経済条件の確保」「維持管理費の抑制」「仮住まいの期間の短期化」に対する権利者様の強いご希望がありました。恵比寿の好立地で権利者様のニーズを実現するには、都心高額マンションに対する顧客像を見直し、改めてマーケットを分析。華美でなく、実用的な機能を求める若い世代を新たな購入者像としてこの地にふさわしい商品性を検討しました。そこで権利者様の仮住まいの負担を減らす工事費・工期を圧縮しながら、次世代層にも選ばれる景観と経済性・メンテナンス性・多様性を創出。建替え後の新たな居住者の約43%が20〜30代となり、持続的な建替えのあり方を示唆する都心レジデンスとなりました。
- ※キャプションの無い掲載の写真は「ザ・パークハウス 恵比寿(分譲済)」のものです。
建替え前 | 建替え後 | |
---|---|---|
物件名称 | 恵比寿サンハイツ | ザ・パークハウス 恵比寿 |
延床面積 | 約4,470㎡ | 約9,939㎡ |
構 造 | SRC造地上8階 | RC造地上14階 |
総 戸 数 | 51戸(区分所有者数50名) | 102戸(販売戸数:53戸) |
事業概要
- 所在地
- 東京都渋谷区
- 従前建物竣工年
- 1978年
- 敷地面積
- 約1,492㎡
- 事業手法
- 円滑化法・組合施行方式
- 建替えの歩み
- 2011年6月 建替え推進決議可決
2015年6月 三菱地所レジデンスが事業参画
2016年9月 建替え決議可決
2017年1月 建替組合設立認可
2017年8月 権利変換計画認可
2020年3月 竣工・引渡し