メゾン三田マンション建替組合 理事長
権利者視点の
わかりやすい説明と資料で、
事業推進や合意形成を
後押ししてくれた。
メゾン三田マンション建替組合 理事長 ※取材時時点


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VOLUME.01
メゾン三田マンション建替組合 理事長
権利者視点のわかりやすい説明と資料で、
事業推進や合意形成を後押ししてくれた。

建替えに至った経緯について教えていただけますか。
1968年に建てられたメゾン三田は、2000年あたりから配管の老朽化による水漏れなど建物への不安の声が出始めました。議論が本格化したきっかけは東日本大震災でした。特に被害なく揺れが激しかっただけでしたが、建物が旧耐震基準だったこともあり、建替えの機運が高まりました。


事業協力者に三菱地所レジデンスを選んだ決め手は何でしたか。
三菱地所レジデンスとザ・パークハウスにブランドと信用を感じていて、資産価値の高い良い建物を実現してくれる期待がありました。また、提案内容が権利者視点で非常にわかりやすく、論理的にまとまっていました。建替え実績豊富なもう1社とのジョイントで臨んでくれたこともポジティブな判断材料でした。
建替え決議の合意形成には
どのような苦労がありましたか。
年齢や家族構成も、住んでいる年数も違う権利者の意見を集約するのが大変でした。誰もが自分の財産を大切に考えるのは当たり前で、個人の利益と全体の利益の折り合いをどうつけるかが本当に難しかった。そのような局面でも、三菱地所レジデンスの説明が論理的で分かりやすかったことでとても助けられました。
費用や法制度の
予期できない変化も、柔軟な対応で
共に乗り越えることができた。

建替え進行過程で直面した
問題などはありますか。
事業協力者の選定後に工事費・資材費が急激に上がる状況に直面しました。費用面の負担増に強い危機感を覚えました。その時、三菱地所レジデンスは本来なら建替え決議前には関わらないゼネコンを例外的に巻き込むという解決策を提案してくれました。柔軟な対応のおかげで、費用高騰の影響を最小限に抑えられたと思います。

2014年の建替法の改正は どのような影響がありましたか。
容積率の緩和特例が受けられる法改正ですね。容積率を増やせるということでもちろん大歓迎でした。みんな還元率にこだわっていましたから、それによって経済負担が少なくなるだろうと受け止めた。三菱地所レジデンスは当初の17階建ての計画を23階建てのタワー形状を提案してくれて資産価値の向上にもつながりました。
経済条件や資産価値の面で、
権利者みんなに満足度の高い
建替えを実現できた。

三菱地所レジデンスと建替えを
経験されていかがでしたか。
出来上がった建物はデザイン性が高く、近隣からの評判も上々です。ここに至る過程にはドラマにできそうなほど様々な課題にぶつかりましたが、その都度、的確な判断材料と共にサポートしてくれました。三菱地所レジデンスのお一人おひとりがブランドと信用を裏切らない仕事で支えてくれたからこそ、建替えを成し遂げられたのだと思います。

建替えをご検討中の方々へアドバイスや
メッセージをお願いします。
権利者の意見集約がとにかく大変なので、組合内における日頃からの信頼関係が大事です。そして、いざ合意形成する上では経済条件が何より基本なのだと、自身の経験から痛感しました。パートナーに恵まれたメゾン三田の建替えは最終的に資産価値の高いマンションを実現でき、みんなにとって満足度の高い結果になったと思います。

- ※掲載の写真は「ザ・パークハウス 三田タワー(分譲済)」のものです。