まち・サービス
ハードとソフト両面から支える
三菱地所レジデンスのマンション防災

三菱地所グループでは、1923年の関東大震災の経験から、災害に備えることの大切さを強く認識。以来100年にわたり「防災」に取組んできました。
三菱地所レジデンスは、永年培ったノウハウと東日本大震災等の被災地の声を取り入れ、マンションのハード面に加え、防災マニュアルや防災訓練を実施・サポートしています。
ハード面の災害対策
建物の安全性を高めるとともに、防災倉庫や防災備品を標準設置。
ザ・パークハウスの標準的なハード面での災害対策

- ※一部マンションで対応していないものもございます。
取り組み内容
三菱地所レジデンスでは地盤の支持力、液状化に対する検証などの土地の調査から建物の耐震性や安全性に配慮した設計・施工を行っております。ザ・パークハウスにおいては、共用部に防災倉庫を標準装備し、インフラが機能しなくなった場合、復旧するまでの間に特に必要とされる、発電機・無線機・浄水器・マンホールトイレ等の防災備品を備えています。各住戸には防災バッグをお配りしています。


First Mission Box(ファーストミッションボックス)
賃貸マンションにおける新しい防災の取り組み。
災害時に居住者同士が行動に迷わず活動するための防災ツール




取り組み内容
ご近所との関係が希薄になりがちな単身世帯や、居住者による組合組織がない賃貸マンションでも、万一の時に迷うことなく、居住者同士で迅速に初期活動をするための指示カードが入ったツールです。
箱の中の指示カードには、「本部の設営」からマンション内の「安否確認」「救護活動」、阪神淡路大震災・東日本大震災等の被災地で困った「トイレの設置や運用」「防犯対策」について、どのように行動すればいいかが書かれています。
- ※First Mission Box®は、長野県飯田市と株式会社危機管理教育研究所により考案されたものです。
- ※FMBは物件により導入状況が異なります。
そなえるカルタ/そなえるドリル

被災地の声と経験に学び、災害時の行動と備えに繋げる防災ツール


取り組み内容
被災地の声を届ける「そなえるカルタ」
東日本大震災・熊本地震等、被災地から学んだ教訓を「トイレ」・「食糧」・「情報」といった切り口で、マンション居住者に届けるために開発した防災ツール「そなえるカルタ」。災害をより具体的にイメージし、新たな備えや行動に移すきっかけを提供しています。






家族の防災を促す「そなえるドリル」
子どもと大人が家族を想定して考える防災ツール「そなえるドリル」。自分や家族のことを実際に書き、大人と相談して答えを出す要素を取り入れ具体的な行動につなげます。




関東大震災で丸の内に開設した臨時診療所。その壁には、「ドナタデモ」と書かれています。この精神を受け継ぎ、マンション居住者に加え、世の中に役立つ防災活動をおこなっていきたいと考えました。
「そなえるカルタ」と「そなえるドリル」は、“ドナタデモ”ダウンロードが可能です。
防災訓練サポート
災害時にお客様が「自ら行動できる」よう、被災生活まで想定した防災訓練をサポート。



取り組み内容

2014年10月に社員有志による組織「三菱地所グループの防災倶楽部」を立ち上げ、管理会社の三菱地所コミュニティと協力して防災訓練の提案・サポートをしています。災害時にお客様が「自ら行動できる」よう「被災生活」まで想定し、従来の消防・避難訓練に留まらない実践的な防災訓練をサポートしています。